ただのひとりごと

思ったこと、感じたこと。いろいろ。

Endress SHOCK 15th Anniversary 梅田公演

Endress SHOCK 梅田芸術劇場

2015/9/13,14公演
 
f:id:ftr4u:20150919142656j:image
 
帝国劇場に引き続き地方公演にも行って来ました。
 
(帝劇のときはまだブログをやっていなかったので記事はありませんが…)
 
帝劇とはキャストが変わった今回のSHOCK。
福田くん、越岡くんだったところが辰巳くん、松崎くんに入れ替わりました。
 
リカ役が宮澤エマちゃんから菊池美香さんに。
ライバル役は屋良くんから内くんに。
岸優太くんの位置を松倉海斗くん。
 
松倉くんについては詳しくは存じ上げないのですが、何年か前に偶然見ていたJr.特番に出ていてとっても可愛い子だな、と言う印象が強くて覚えていて。
太鼓が叩けなくて悔しくて泣いちゃうような泣き虫さんなイメージもあったので、SHOCKに出演する姿が想像出来なくて。
このこともあり、どんな感じになるんだろうとわくわくしながら観劇しに行きました。
 
まず驚いたことは諸星くんのダンス。
帝劇で見たときよりも印象がかなり変わったよね…記憶違いかな…と考えていたのですが、単独で海外にダンスの修行に行っていたそうで。
一層磨きがかかっていました。
諸星くんのダンスはいい意味でとても目立つので、わたしだけでなく気になる方は他にもたくさんいるんではないかなと思います。
 
岸孝良くんと野澤くんもダンスが更に上手くなっているように感じました。
2人とも背が高く長い手足を活かして踊るので見栄えがとても良い。
ダンスだけでなく殺陣の時の存在感もある。
台詞こそ少ないものの、心にしっかり印象が刻まれる2人だと思います。
 
松倉くん。
冒頭でも述べましたが、松倉くんがSHOCKのステージに立っていることが幕が上がるまで信じられませんでした。
殺陣やれるのかな?太鼓叩けるかな?夢幻や夜の海を踊っている姿も想像出来ない…!
ですがいざ幕が上がるとそんな心配はすぐ吹っ飛び、カンパニーの一員として堂々と踊っている姿を見て、今まで持っていたイメージはなくなりました。
可愛いことには変わりないんだけどね!
身体はまだまだ小さくあどけなさは残っているけれど、とっても頑張っている様子が感じられ感動しました。
意外と肩幅あるし筋肉もついてるのね。
SHOCKがあるから走り込みをしているって言うエピソードも好きです。
思わずオリジナルフォトセットを御祝儀買いしちゃいましたよ。うふ。
博多座公演が終わる頃にはどのくらい成長しているかが楽しみです。
 
辰巳くんと松崎くん。
今までとは立ち位置が変わり、福田くん越岡くん同様苦労も多かったと思います。
ですがそんなことは備蓄も感じさせない貫禄があるのはやはり長年の経験なのかなと感じました。
それぞれがどんな立ち位置になっても違和感なく受け入れられるって凄い。
 
松崎くんは羅針盤の時からわたしの中の印象がガラっと変わり、改めて凄さを実感したのですが、今回のSHOCKで更にそれを感じることが出来ました。
 
ふぉ~ゆ~4人の中で1番癖があるキャラクターなのに(褒めてる)、ダンスは1番癖がない。
これは前々から思っていて松崎くんのダンスが好きだったのですが、改めて注目して見てみると軸がぶれない。背中に棒でも入ってるの?ってくらいに姿勢が良い。
 
中でも1番感激したのが、ラダーで太鼓を叩くシーン。
何気なくステージで太鼓を叩いている方を見ていた時、内くん、辰巳くんはフライングしている座長を目で追い時折太鼓を確認しながら叩いていたのですが、松崎くんは終始姿勢を崩さずにずっと座長を目で追っていて一切手元を見ていない。
もちろん手元を見ることがいけないなんてことはないし、わたしだったら絶対手元見るし、全員で一矢乱れぬ演目をやりきることは大変だと思うしそんな中ただ1人姿勢を崩していない松崎くんが本当に素晴らしくて。
 
もしかしたら今までもずっとそうだったのかもしれませんが、中でも座長と越岡くんを贔屓にしているわたしには全員に注目する余裕がなくて。
そんな言い訳をしてしまうことが本当に申し訳ないくらいに素晴らしいの塊だったので、松崎くん贔屓の方もそうでない方も是非とも注目して頂きたいです。
 
辰巳くんは松崎くんとは反対に踊るとガツガツ癖が出る。
それが辰巳くんらしいしカッコいい。
SOLITARYを踊る松崎くんは根っから紳士、一方辰巳くんは女を侍らす。
普段は優しい雰囲気が溢れ出ているのに、ステージに立つと雄感ダダ漏れな辰巳くんは観ていて本当に心臓に悪い。
こっちまでドキドキしちゃう。
ダンスだけでなく「カイト、着替えろ。ほら、カイト。」と言う台詞にも本当に胸キュンです。
 
コウイチ復活から和解のシーンでいつも涙していたタツミではなく、カンパニーのまとめ役として成長した強いタツミがそこにいたことにも感動しました。
 
リカ役の菊池美香さん。
どのリカ役を演じる方にも言えますが、みなさん歌声が伸びやかで透明感がある。
だから違和感が全然ない。
これって本当にすごいことだと思います。
 
オーナー役の前田美波里さんとライバル役の内くん。
このお二方はペールギュントでも共演しておりましたが、いつかSHOCKでも観たいと思っていたタッグだったので本当に楽しみで仕方がありませんでした。
 
内くんへの個人的な思いとしては、地方住みだったわたしが念願叶って人生初のSHOCKを観た際にライバル役で出演していたのが内くんで。
その演技に心惹かれ世界に入り込み、大号泣したことを覚えています。
そこから内くんの演技がとても好きになり、特に泣きの演技に弱く感情移入してしまうことが多いんです。
ただでさえ涙脆いのにもう大変。
 
屋良くん、内くんはまたタイプが違うしそれがまた面白い。
 
ヤラはコウイチを超えようと真っ向からがむしゃらに立ち向かって行く。
ウチはコウイチを超えようとするも、胸のどこかでそれは敵わないんだと言うことが分かっている。
 
超個人的な見解ですが、ライバル役2人の違いはわたしはこう感じています。
 
あとね、内くんが歌うHigherがとっても好きです。
 
美波里さんは先日肩を骨折されたそうで、治療専念のため残念ながら舞台を降板されてしまいました。
 
代役は植草克秀さんに決まり、新たなスタートを切っております。
2012年以来のオーナー役です。
 
美波里さんが怪我をされた日の夜に電話が掛かって来たそうで、翌日の夜公演まで十分な練習時間も取れずほぼぶっつけ本番で挑まれたことと思います。
 
SHOCKは完璧でなければならないと降板と言う選択を取った美波里さん、また時間がない中英断を下した植草さんには盛大な拍手をお送りしたいです。
 
美波里さんの怪我が1日でも早く治るようお祈りいたします。
 
そして座長、堂本光一
梅田初日、ラダーの際にとても苦しそうな顔をしていたと言う話をチラホラ見かけたので心配しておりましたが、わたしが観劇に行った時はそのような表情をしていなかったので安心しました。
 
とは言っても15年もの間、現在は年の1/3はステージに立って挑んでおられるので、もしかするとこちらが想像している以上に身体はボロボロなのかもしれません。
実際に肋骨が折れていた、なんてこともありましたし。
ですがそれを感じさせず、カンパニーを引っ張って行く座長の姿には毎回感銘を受けます。
 
今年はいつにも増して人間臭い部分が見える気がして、それがまた胸を打たれます。
 
さて今回のSHOCKからふぉ~ゆ~が二手に分かれたわけですが、発表になった際にはそれはもう驚きました。
 
帝劇での幕が開けた時、4人一緒じゃないんだと寂しさが込み上がり。
今回の梅田の幕が開けた時もやはり4人じゃないんだと再び寂しさが込み上がり。
 
ただ悪い意味で二手に分かれたわけではなく、ふぉ~ゆ~にとって挑戦だという事は十分に理解しているのでマイナスに捉えることはありませんでした。
 
来年以降のSHOCKがどうなるかは分かりませんが、もし4人揃って再び出演が叶った時には今年のSHOCKや自分たちの舞台で培ってきた経験が活き更にパワーアップするのではないかと楽しみで仕方がありません。
 
ここでひとつ個人的な想いをぶち込むとしたら、わたしは夜の海を踊る越岡くんがとってもとっても大好きで。
自分の頭の中では切り替えて観ていたつもりでしたが、夜の海が始まった時にふと越岡くんのことが頭を過ぎり切なくなりました。
来年は夜の海を踊る越岡くんが観れるかな?
 
さあ既に3000文字をオーバーしていますが、ここで懲りずにちょびっとだけレポを落としておきたいと思います。
 
全体的なことで言うと、細部ですが動作や台詞が付け加えられているシーンがありました。
 
中でも印象に残っているのはHigher。
ウチのステージが終わりコウイチが登場するシーン。
タカが「ねぇウチくん2曲やるなんて聞いてないよ…!」と言った後、今まではそのままコウイチのHigherが始まっていたのですが「俺も聞いてないよ。でも止めるな、続けるんだ。」と言うウチの台詞が加わりました。
たった一言ですがこの台詞が加わったことで、コウイチのSMGO精神を引き継いでいたことが分かりやすく表現されていて良かったです。
 
屋上シーン(9/13公演)
パーティに出かける際、リカに全力で突き飛ばされるウチ。
本当に痛かったらしい。
その後オーナーとコウイチ2人になったところで「ウチの打ち身」とギャグを飛ばす光一さん。
美波里さん笑ってしまって次の台詞を震えながら言っていました。笑
翌日辰巳くんが「ウチの打ち身」を使ったことに拍手。笑
 
そして愛され松崎(9/14公演)
New York Dreamでハットとステッキをコウイチに渡すところ。
ハットを投げる→コウイチ微動だにせず受け取らず。
ステッキを投げる→全力ではたき落とすコウイチ。
そのまま下手にコロコロと転がって行くステッキを全力で追いかけるマツ、を笑って見ているコウイチ。笑
手荒い愛情表現だよ、愛されてるよ松崎くん。
 
と、ここで4000字に突入したのでそろそろお開きにしたいと思います。
 
次は10月の博多座公演に行くので、それをまた楽しみにしています。
 
梅田公演は残り少ないですが、残りの公演も素敵な公演になりますように。